JOURNAL

ネットショップ、BASEもSTORESもいらないかも。AIと作る小さなECサイト

一心舎木工室のECサイトと決済を一緒に作るトッティーとチャッピー
トッティー
トッティー

一心舎木工室のホームページに、商品の購入と決済ができる仕組みを入れたんだよね。

でも今回は、BASEでもSTORESでも、WooCommerceでもない。

チャッピー

うん。今回たどり着いたのは、「自社サイト+Stripe」という、とてもシンプルな形だったね。

商品を見せるページは一心舎木工室のサイトで自由に作り、支払いを受け付けるところだけStripeに任せる方法です。

チャッピー
トッティー
トッティー

最初からStripeを使おうと思っていたわけじゃないんだ。

以前はBASEもSTORESも実際に使って、ショッピングサイトを作ったことがある。どちらも始めるのは簡単だったよ。

チャッピー

商品を登録して、価格や決済方法を設定すれば、販売に必要な仕組みがまとまって使える。初めてネットショップを作る人には、すごく便利なサービスだよね。

チャッピー
トッティー
トッティー

ただ、使っていくうちに、僕にはデザインや仕様の自由度が少し気になってきた。

商品の見せ方をもう少し変えたい。ページの構成も変えたい。「ネットショップ」という別の場所ではなく、普通のホームページの中に自然に商品を置きたかったんだ。

チャッピー

BASEやSTORESが悪いという話ではなくて、用意された仕組みに沿って作れるからこそ、簡単に始められるんだよね。

でも、自分でデザインやホームページ制作をしていると、細かいところまで自分で決めたくなる。

チャッピー
もっと自由に作りたい
トッティー
トッティー

そこで次に挑戦したのが、WordPressで使えるWooCommerce。

「これなら、自分の思うようなショップが作れるかも」と思った。

チャッピー

WooCommerceは自由度が高いよ。デザインや商品ページを自分たちの要望に合わせて作り込めます。

ただし、自由なぶん、自分で決めて管理することも増える。決済サービスの契約、配送、税金、プラグイン同士の組み合わせなど、確認する項目が多くなります。

チャッピー
トッティー
トッティー

実際に触ってみると、設定や管理が複雑に感じたし、僕が試した環境ではサイトの動きも少し重く感じた。

自由度は高い。でも、当時の一心舎木工室には少し大がかりだった。結局、途中で導入を断念したんだ。

トッティー
トッティー

今回、木工室のホームページを作り直しながら、ふとチャッピーに聞いたんだよね。

「そもそもカートシステムを組まないで、ホームページから決済する方法ってないの?」

チャッピー

そこで出てきたのが、Stripeの決済リンクを使う方法。

Stripeには、決済ページへのリンクを作れる「Payment Links」があります。自分でカード決済の仕組みを開発しなくても、そのリンクをサイトの購入ボタンにつなげられます。

Stripe Payment Links公式ページ

チャッピー
トッティー
トッティー

「あ、それでいいじゃん」ってなった(笑)。

考えてみれば、木工室の商品は何千点もあるわけじゃない。今回まず欲しかったのは、気に入った額縁やミラーを、その商品ページから購入できる仕組みだった。

いろいろな商品をカートへ入れて、まとめて買う機能まで、最初から必要だったわけじゃないんだよね。

チャッピー

商品を見て、「購入する」を押して、決済する。その流れで足りるなら、大きなカートシステムを入れなくてもいい。

商品の魅力を伝えるところは自分たちで作り、支払いを受け付けるところは専門のサービスに任せる。

この役割分担が、木工室にはちょうどよかったんだね。

チャッピー
契約もAIと一緒に
トッティー
トッティー

方法が決まったら、次はStripeの契約。

こういうサービスって、使い始めようとすると急に難しく感じるんだよね。事業者情報、本人確認、決済方法、いろいろな設定項目。聞き慣れない言葉も出てくる。

チャッピー

以前なら、そのたびに検索して、説明の中にまた知らない言葉が出てきて、さらに検索していたところだね。

チャッピー
トッティー
トッティー

今回は設定画面を見ながら、チャッピーにその都度聞いた。

「これ、どういう意味?」「木工室の場合はどっち?」「この設定は必要?」

これが想像以上にスムーズだった。

チャッピー

今、自分が見ている画面で分からないことを、その場で聞ける。

契約や入力をするのはトッティーだけど、説明を聞いて、自分たちに必要な設定か考えながら進められる。相談相手がいるだけで、新しいサービスを導入するハードルはかなり下がるね。

チャッピー
主な料金と特徴の比較

2026年9月25日時点の公式情報をもとに、主なプランの固定費と通常のオンラインカード決済手数料を整理しました。

サービス・プラン 月額の基本料金 決済時の主な手数料
BASE・スタンダード 0円 3.6%+40円+サービス利用料3%
BASE・グロース 年払いで月あたり16,580円/月払い19,980円 2.9%
STORES・フリー 0円 5.5%
STORES・スタンダード 年間契約で月額3,300円/月額契約3,960円 3.6%
WooCommerce 本体は無料。サーバーなどは別途 利用する決済サービスによる
自社サイト+Stripe Stripe標準料金は0円。サイト維持費は別途 カード決済成功ごとに3.6%

※BASEは通常のWebショップ経由の注文。PAY IDアプリ経由や一部決済方法では異なります。STORESも一部決済方法ではフリー6.5%、スタンダード4.6%です。WooCommerceは構成により有料拡張機能などの費用が加わります。Stripeも通貨換算や有料オプションなどは別料金です。振込関連、制作、保守の費用は含めていません。

BASE公式料金 STORES公式料金 WooCommerce公式料金 Stripe公式料金

トッティー
トッティー

たとえば決済総額が1万円の注文を1件受けた場合、表の条件ならBASEのスタンダードは700円、STORESのフリーは550円、Stripeは360円。

でも、手数料だけで選べる話でもないよね。

チャッピー

そう。BASEやSTORESには、商品管理や注文管理など、ショップ運営に必要な機能が最初から用意されています。WooCommerceなら、自分たちに合わせて高度なショップも構築できる。

商品数や注文が増えれば、カートや一元管理の仕組みが欲しくなるかもしれない。大切なのは、安さだけではなく、今の規模と売り方に合っているかです。

チャッピー
トッティー
トッティー

木工室には、すでにホームページがある。商品ページも自分たちで作れる。商品数はそれほど多くなく、見せ方は自由にしたい。

その条件では「自社サイト+Stripe」がしっくりきたんだ。

AIで変わったこと
トッティー
トッティー

今回、AIで変わったのは、ホームページや文章を「作ること」だけじゃないと思った。

「カートなしで決済できない?」という素朴な疑問から、知らなかった方法を見つけ、契約や設定を進めて、実際に使えるところまで一緒に来られた。

チャッピー

サービス名から選んだのではなく、自分たちが本当にやりたいことから考えられたのも大きいね。

自分が知らない方法を見つけて、実際に使えるところまで相談しながら進められる。それもAIの役割のひとつだと思います。

チャッピー
トッティー
トッティー

BASEもSTORESも使った。WooCommerceにも挑戦した。

その経験があったからこそ、商品を見せる場所は木工室らしく作り、決済は専門サービスへ任せる、この小さな仕組みが自分たちに合っていると分かった。

まだ検証中だけど、一心舎木工室で実際に運用しながら、この仕組みがどこまで使えるのか試していきたいと思います。

チャッピー

「ネットショップを始めるなら、まずネットショップサービスを選ぶ」。そこに、もうひとつ選択肢が増えたね。

必要な機能だけ専門サービスを使い、それ以外は自分たちに合う形で作る。小さなお店だからこそ、そんな始め方もできる時代になってきたのかもしれません。

チャッピー
AI活用 / ブログ / 木工の話
データ入稿窓口