JOURNAL

奪い合う時代から、分け与える時代へ。僕がAIに希望を感じる理由。

最近、サイバー攻撃による情報漏洩や企業のシステム障害といったニュースをよく目にする。

企業の大切な情報を盗んだり、システムを停止させたり、身代金を要求したり。

直接誰かを殴ったり、目の前で物を盗んだりするわけではないけれど、明らかな犯罪行為だ。

しかも、こうした攻撃は世界中で起きている。

まるで、僕たちの見えないところで、もう一つの世界大戦が行われているように感じる。

そんなニュースを見るたびに思う。

なぜ人は、こんなにも奪い合うのだろう。

土地を奪い、資源を奪い、富を奪い、そして今は情報まで奪い合っている。

人類はずっと同じことを繰り返しているように思える。

僕は競争が好きではない。

僕は小さな会社を経営している。

でも、基本的に営業活動はしない。

競争見積もりも好きではない。

別に競争して負けるのが悔しいわけではない。

自分は自分。他人は他人。

他社が成長しても、それを羨ましいとは思わないし、自分の会社が他社より小さいことも気にならない。

だからといって、競争に負ける人がいること自体を否定するつもりもない。

ただ、僕自身が誰かと競い合ってまで仕事を取りたいとは思わないのだ。

そんな経営をしてきたから、会社は大きくならなかった。

いや、正確には大きくしようとしてこなかったのかもしれない。

経営者として、それではダメなのだろうか。

もちろん、会社を維持するためには利益が必要だ。

社員の生活も守らなければならないし、お客さんへの責任もある。

だから、競争を避けていればすべてうまくいく、なんてことは思っていない。

それでも僕は、誰かから仕事を奪うより、自分の仕事に価値を感じてくれる人と付き合っていきたい。

そして、お互いが納得できる関係でありたい。

僕の理想は、どちらかが一方的に得をするのではなく、お互いがイーブンであること。

持っているものを分け合い、足りないものを補い合う。

そんな関係が好きなのだ。

だから僕は、AIに希望を感じている。

最近、このブログではAIの話ばかりしている。

AIと一緒にホームページを作ったり、プログラムを書いたり、仕事のやり方を変えてみたり。

AIを恐れている人や、AIが嫌いな人から見れば、「なんだ、こいつは」と思われているかもしれない(笑)。

でも、僕がAIに夢中になっているのは、単に便利だからではない。

もっと根本的な理由がある。

それは、AIが多くの人に知識を分け与えてくれたこと。

これまで専門的な知識を手に入れるには、長い時間をかけて勉強したり、専門家に高いお金を払ったりする必要があった。

もちろん、今でも経験や専門性は大切だ。

でも、AIの登場によって、誰もが専門的な知識にアクセスできる時代になった。

僕自身、プログラマーではないのに、AIと一緒にホームページやシステムを作っている。

知らなかったことを教えてもらい、できなかったことができるようになる。

年齢も、学歴も、職業も関係ない。

もちろん、AIを使える環境や使いこなす能力には、まだ差がある。

それでも、これほど多くの人に知識が開かれたことは、人類にとって大きな出来事だと思う。

一部の人だけが持っていた知識を、みんなで分け合えるようになった。

僕は、この「分け与える」という行為そのものが、とても素敵なことだと思っている。

同じAIでも、奪う人と分け与える人がいる。

残念ながら、AIを悪用する人もいる。

人を騙したり、情報を盗んだり、サイバー攻撃を高度化させたり。

一方で、AIを使って病気の研究をしたり、教育の機会を広げたり、誰かの仕事を助けたりする人もいる。

同じ技術なのに、使う人によってまったく違う結果になる。

そして、AIによって仕事を失うかもしれないと不安を感じている人もいる。

その気持ちも理解できる。

実際に、AIによって必要とされなくなる仕事もあるだろう。

でも、僕はそれ以上に、AIによって新しくできるようになることに目を向けたい。

誰かの仕事を奪うためではなく、今までできなかった人にも、できる力を分け与えるために使いたい。

もっと分け与えられる時代になれば。

知識だけではない。

技術も、エネルギーも、食料も、さまざまなものを、もっと多くの人に分け与えられる時代が来たらどうだろう。

AIや新しい技術によって、生産性が飛躍的に高まり、今まで不足していたものが十分に行き渡るようになったら。

人は今ほど奪い合わなくてもよくなるのではないだろうか。

もちろん、すべての争いがなくなるとは思わない。

人には欲望があるし、権力や名誉を求める人もいる。

どれだけ豊かになっても、他人より多く持ちたいと思う人はいるだろう。

でも、少なくとも、生きていくために誰かから奪わなければならない状況は減らせるかもしれない。

僕は、そんな未来に期待している。

勝たなくても、幸せになれる社会。

世の中では、勝つことや成長することが大切だと言われる。

会社は売上を伸ばし、利益を増やし、規模を拡大することが成功だと考えられている。

でも、本当にそうなのだろうか。

会社が大きくならなくても、好きな仕事をして、お客さんに喜んでもらい、生活していければ、それで十分ではないだろうか。

誰かに勝たなくてもいい。

誰かより多く持っていなくてもいい。

自分は自分。他人は他人。

それぞれが自分の得意なことをして、足りないものを補い合う。

僕は、そんな社会の方がずっと居心地がいい。

そして、AIをはじめとする新しい技術には、その社会を実現する可能性があると思っている。

人類は長い間、奪い合うことで発展してきたのかもしれない。

でも、そろそろ違う発展の仕方があってもいいんじゃないだろうか。

奪い合うのではなく、分け与えることで豊かになる。

そんな時代が来たら、きっと今より多くの人が幸せになれる。

少し理想論かもしれない。

でも、僕はそんな明るい未来を待ち焦がれている。

そして、その未来に少しでも近づけるように、今日もAIと仲良く仕事をしている。

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