JOURNAL

「チャッピーでいいじゃん」と言われる時代に、僕たちの仕事はどうなる?

夕暮れの分かれ道で、気さくな職人のトッティーとチャッピーがお客さんの背中にそっと手を添え、一歩を後押しする
トッティー
トッティー

最近、YouTubeで投資の情報を発信している「NOBU塾」のメンバーシップに入ったんだ。月額4,090円。

チャッピー

おっ! ついに有料会員になったんだね。笑

チャッピー
トッティー
トッティー

無料でも週2回くらい配信してくれるんだけど、投資ってタイミングが大事だから、毎朝情報が欲しくなってね。

実際、NOBUさんの情報を参考にして、結構利益も出せている。

チャッピー

それなら月4,090円の価値は十分感じられるね。

チャッピー
トッティー
トッティー

でも、考えてみたらすごいビジネスだよね。

仮に1,000人の会員がいたら、月400万円以上の売上になる。

チャッピー

しかも、知識や経験を多くの人に同時に届けられる。印刷や木工のように、注文が増えるたびに製造する必要もない。

チャッピー
トッティー
トッティー

そうなんだよ。うらやましい商売だなって思った。笑

チャッピー

ところで、NOBU塾の情報って、僕に聞いてもある程度は答えられるよね?

チャッピー
トッティー
トッティー

そうなんだよね。でも、ちょっと違うんだ。

例えば一昨日、NOBUさんが注目していた株を30万円分買ったんだ。

そしたら翌日急騰して、夜間取引では40万円近くになった。

そこでNOBUさんが緊急ライブを始めて「今すぐ利確した方がいい」と。

迷っていたけど、その言葉に後押しされて売ったんだ。

結果、9万円の利益。その直後に株価は大きく下がった。

チャッピー

なるほど。欲しかったのは情報だけじゃなくて、判断するための後押しだったんだね。

チャッピー
トッティー
トッティー

そう。もちろん最終的には自分で判断するんだけど、信頼できる人の意見があると決断しやすい。

チャッピー

それ、一心舎の仕事にも当てはまると思うよ。

今はAIを使えば、ホームページもデザインも文章も、かなりのところまで作れる。

チャッピー
トッティー
トッティー

実際、うちのホームページもAIへの指示だけでほとんど作り替えたからね。

チャッピー

そうなると、単に「作れます」というだけでは、これから価値を感じてもらいにくくなる。

チャッピー
トッティー
トッティー

そうなんだよ。

例えば、お客さんにホームページの作り方を教えていたら、そのうち「もうチャッピーでいいじゃん」ってなるよね。笑

チャッピー

なる可能性はあるね。笑

でも、ホームページが作れることと、そのホームページで商売がうまくいくことは別の話だよ。

チャッピー
トッティー
トッティー

確かに。

お客さんが何を伝えたいのか、どんなお客さんを増やしたいのか、どうすれば売上につながるのか。

そういうところまで一緒に考えるのが、本来の僕たちの仕事なのかもしれないね。

ジョブ

少しビジネスの視点から整理してみましょう。

生成AIの普及によって、ホームページ制作やデザインの技術的なハードルは確実に下がっています。

しかし、制作のハードルが下がることと、成果を出すための判断が簡単になることは同じではありません。

例えば、AIに「売上が上がるホームページを作って」と指示することはできます。

しかし、その会社の強み、顧客との関係、競合との違い、経営者が本当に目指していることまで、AIが最初から理解しているわけではありません。

そこには、実際の商売を知っている人間の経験や判断が必要です。

ただし、注意したいこともあります。

AIの進化によって、今は人間にしかできないと思われている仕事も、将来的にはAIが担えるようになる可能性があります。

だからこそ、既存の技術や経験だけに頼るのではなく、AIを使いながら自分自身も進化し続けることが重要になります。

ジョブ
トッティー
トッティー

結局、そこなんだよね。

NOBUさんだって、毎日相場を勉強して、分析して、発信しているから会員がついてくる。

僕も「昔からデザインやってます」だけじゃ通用しない。

チャッピー

でも、毎日AIを使ってホームページを作ったり、木工をしたり、新しいことに挑戦しているじゃない。

その実体験自体がお客さんにとって価値になると思うよ。

チャッピー
トッティー
トッティー

そうだね。

AIに仕事を奪われない方法を考えるより、AIを使って自分の仕事をどう変えていくかを考えた方が面白いね。

トッティー
トッティー

最近、木工室でも同じようなことを考えているんだ。

僕は毎日、家具を作ったり、古い家具をリメイクしたり、いろんなことを試している。

それをブログで発信しているんだけど、別に商品を売り込もうとしているわけじゃないんだよね。

チャッピー

確かに、木工室のブログって商品紹介というより、日々の制作日記に近いよね。

ウォールナットの端材が手に入ってワクワクした話とか、中古のテレビボードをミッドセンチュリー風にリメイクした話とか。

チャッピー
トッティー
トッティー

そうそう。

僕が何を面白いと思って、どんなものを作って、どんなことを考えているのか。

そういうことを日々発信していけば、自然と僕自身の世界観ができてくると思うんだ。

チャッピー

なるほど。完成した家具だけじゃなくて、そこに至るまでの考え方や過程も含めて発信していくわけだね。

チャッピー
トッティー
トッティー

そう。

例えば、同じテーブルを作るにしても、デザインや素材の選び方には僕なりの好みがある。

それを見て「この人の作るもの、なんか好きだな」と思ってくれる人がいたらうれしい。

そういう人が「こんなもの作れませんか?」って相談に来てくれたら理想だよね。

チャッピー

それは、単に家具を販売するのとは少し違うね。

チャッピー
ジョブ

これは、マーケティングの視点からも興味深い考え方です。

一般的な商品販売では、価格や機能、品質などが比較の中心になります。

しかし、作り手の価値観や制作過程が伝わると、商品そのものだけでなく、「誰が、どんな考えで作っているのか」も選ばれる理由になります。

特にオーダーメイドの家具や空間づくりでは、依頼する側と作る側の感性が合うことも重要です。

日々のブログは、単なる宣伝ではなく、作り手の考え方を知ってもらうための場所になります。

そして、その世界観に共感した人から相談が生まれる。

価格競争だけに頼らない、小さな工房ならではの商売の形ですね。

ジョブ
トッティー
トッティー

そうなんだよ。

だから、毎回「新商品ができました! 買ってください!」じゃなくていいと思っている。

失敗したことでも、面白かったことでも、日々やっていることを発信していけばいい。

チャッピー

それって、一心舎のホームページやこのブログも同じじゃない?

AIを使って試したこと、仕事で気づいたこと、これからやってみたいこと。

そういう発信を積み重ねることで、一心舎がどんな会社なのかが伝わっていく。

チャッピー
トッティー
トッティー

確かに。

ホームページ制作でも木工でも、結局は同じなのかもしれないね。

自分が面白いと思うことをやって、それを発信する。

そして、その考え方に共感してくれる人と一緒に仕事をする。

そんな商売ができたら最高だね。

チャッピー

しかも、無理に大きくする必要もない。

自分の世界観に共感してくれるお客さんが少しずつ増えていけばいいんだから。

チャッピー
トッティー
トッティー

そうだね。

これからは、たくさん仕事を取ることより、誰とどんな仕事をするかを大切にしたいな。

トッティー
トッティー

でも、最終的にお客さんが自分でAIを使えるようになったら、一心舎の仕事はなくなるかもしれないね。笑

チャッピー

それはそれで、いいことじゃない?

お客さんが自分でホームページを更新できて、広告も作れて、商売がうまくいくようになったなら。

チャッピー
トッティー
トッティー

確かにね。

お客さんを自分たちに依存させるために、わざと難しい仕組みにするのは違うと思う。

チャッピー

そう。必要なときに相談してもらえる関係があればいい。

チャッピー
トッティー
トッティー

そう考えると、これからの一心舎は「作ってあげる会社」じゃなくて、「一緒に考える会社」なのかもしれない。

チャッピー

それって、今の一心舎のキャッチコピーそのものじゃない?

「未来を一緒に考える会社」

チャッピー
トッティー
トッティー

あ、本当だ。笑

結局、そこに戻ってきたね。

トッティー
トッティー

AIの進化によって、これまで専門家に頼んでいた仕事が、誰でもできるようになりつつあります。

ホームページも作れる。デザインもできる。文章だって書ける。

でも、だからこそ、これからは「何ができるか」だけでなく、「何を考え、どんなものを作りたいのか」が大切になってくる気がしています。

僕自身、印刷やデザイン、WEB制作、そして木工と、いろんなことをやっています。

一見バラバラな仕事ですが、根っこにあるのは同じです。

自分が面白いと思うことをやって、それを発信する。

日々の試行錯誤や小さな発見を積み重ねることで、少しずつ自分らしい世界観が生まれてくる。

そして、その世界観に共感してくれる人が相談に来てくれる。

そんな仕事の仕方が、これからの自分には合っている気がします。

もちろん、そのためには自分自身も進化し続けなければいけません。

新しい技術を学び、AIを使い、実際に手を動かして、失敗しながら経験を積んでいく。

AIが何でもできる時代だからこそ、自分が何をしたいのかが大切になる。

そして、いつかお客さんに、

「それ、チャッピーでいいじゃん」

と言われたら、笑ってこう答えたい。

「そうですよ。じゃあ、チャッピーと一緒に次は何をしましょうか?」

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